2024年11月11日(月)
室堂の絶景を堪能し時刻は14時。早くも帰りの時間。
帰る前にこちらを頂かねば。おそらく日本最高所のそば屋さん、立山そば。
きつねそば1,100円!
いやここは標高2,450mの天上界。下界の相場はあてはまらない🙅
こういう場所でケチってはいけない。白海老かき揚げそばを注文。1,300円。この天上界でそばを食べれる喜び😆
すぐに熱々のそばが出てきた。濃厚ツユにコシがあって噛み心地いいそば。ウマッ。冷えた体に染み渡る。富山の味覚 白海老もたくさん入ってて嬉しい。立山ロゴ入りのカマボコがまた天上界ムードを高めてくれる🆙
立山そばを頂き、名残惜しくも帰路につく。次の大観峰行きトロリーバスは14時45分。もうあとはサクサク帰るのみ。
トロリーバス引退にちなみ、デビュー当時の風景を伝えるポスター。一時代の終焉。11月30日ラストランは抽選突破した方のみ乗車可能とのこと。
14時40分、改札開始。自分にとっては最後のトロリーバス。
定刻14時45分、室堂を発車。VVVFサウンドを響かせて立山トンネルを行く。
再び破砕帯を通過。トロリーバスがこの破砕帯を通るのもあと僅か。
14時54分、大観峰に到着。引退は残念だけど、29年間お疲れ様でした🙇
改札口でラストラン記念カードを頂く。ありがたい。永久保存決定。
続いてロープウェイ。なんだかずいぶんガスッてるな🌫️
15時00分発車と同時に、お〜ホワイトアウト。やはり山の天気は急変する。あの絶景はもう見れないのか😞
…と思ったら一気に視界がひらけて上りロープウェイとすれ違い。またこの絶景が拝めた👀
15時05分、黒部平に到着。ここからはケーブルカー。
往路のケーブルカーが座席選択を誤ったばかりにトラウマレベルの拷問だったから、もう帰りは立つことにする😑
15時20分、黒部平を発車。都会の通勤ラッシュを思わせる激混み。やっぱりここが一番の修羅場か😈
15時25分、どうにか平穏無事に黒部湖到着。いくらかトラウマが払拭された
ε-(´∀`*)ホッ
夕暮れの黒部ダム。逆光だった昼とはまた違う趣。
これから厳しい冬を迎える黒部ダム。雪と氷に閉ざされた中、ダム管理に関電の職員が冬も常駐するというから、電気があるのは当たり前ではないと改めて思う🤔
次は16時05分発の扇沢行き電気バス。
最終バス1本前のこの便、扇沢へのUターン+通り抜け客が一気に押し寄せて改札口は大行列🧑🤝🧑
乗りきれるのか不安になるほど乗客が押し寄せる。もう座るの諦めた😩
どうせ立つなら前面展望を、と車両前方に陣取り黒部ダムを発車。
赤沢岳の下を貫く関電トンネルを行く。前面展望楽しいな😏
例により信号場でバス同士のすれ違い。あちらは黒部ダムで折返し扇沢行き最終バスになると思われ、乗り遅れたらどうなるのか?などと要らぬことを考える🥸
青色照明の破砕帯を通過。今も路肩に水がジャージャー流れ出ていて、苦難のトンネル工事を今に伝える。
関電トンネルを抜けると朝見た景色。戻ってきたか〜。ちょっとせつなくなる🥺
16時17分、扇沢に到着。トロきっぷの効力はここまで。
午前10時30分にここを出発したのが遠い昔に思える。濃密な6時間だった。
バスはパンタグラフを上げて充電中。今日はもうお役御免だろうか。
夕暮れの扇沢。ここからはバスで信濃大町へ。
天気に恵まれて絶景の連続だったアルペンルート。しかしもう夢から覚める時🥲
17時ちょうど、信濃大町駅行きのバス到着🚍️
定刻17時05分に扇沢を発車。車内は静寂に包まれている。自分同様、皆さん虚脱感に襲われてるのか😟
バスは大町温泉郷を通って暗闇を進む。
17時37分、信濃大町駅到着。初の立山黒部アルペンルート探訪終了。無事着いた〜というか、現実に戻ってきてしまった〜というか、複雑な心境🤢
想像以上の絶景だった立山黒部アルペンルート。とても1日では行き足りない。
次は雪の大谷を歩くべく、春に再訪を誓う。いや夏の観光放水もあるか。
渋沢栄一様がどんどん飛んでいく…💸