2024年11月11日(月)
黒部ダム散策を終え、次はケーブルカーで黒部平へ。
こちらのトンネルからケーブルカー乗り場へ。
なんだかダンジョン探検に行くかのような気分👷
すぐに黒部ケーブルカー 黒部湖駅に到着。この佇まいはメディアで何度か見た覚えあるな〜。どこだかピンときてなかったけど、黒部ケーブルカーの駅だったのか💡
次のケーブルカーは12時発。先ほどまでの関電トンネルとは異なり、ここからは経営母体が立山黒部貫光に変わる。観光ではなく貫光。「貫」は時間、「光」は宇宙空間・大自然を意味し、同社の企業理念が込められているという。
発車5分前になり改札開始。映像で何度も見てきたケーブルカーが目の前に👀
1969年の開業当初から変わらぬ車両。なんともかわいい。ケーブルカー乗るの初めてだから気分が高揚してしまう😳
4人がけのコンパクトなBOXシートに着席。このBOXに大人4人はちょっときついな〜と思ってたところ次々乗客がなだれ込んできて、「すみません」という声と同時に、自分の前にドカッと現れたのは1人で2人分のスペースを占有する体型の方😡
うわっ、マジか🤦
しかも走ってきたのか汗だくで💦
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ💨
と、ずーっとハァハァ💨して対面の自分に息を吹きかける。地獄だ💀
ケーブルカーは定刻に発車。黒部平までは約5分。ずーっと下を向いて地獄の5分を耐え忍ぶ😶🌫️
12時05分、黒部平に到着。ふ〜やっと解放された😮💨
せっかくの人生初ケーブルカーを全く楽しめず。もう帰りは座るのやめる😖
それにしてもすごい急勾配。雪崩被害防止と環境保護の為、日本唯一の全線地下式。そして最大斜度は31度。5分で一気に400m近い標高差を駆け上がってきた。
駅を出ると、そこは絶景の黒部平庭園。標高1,828m。
こちらからは雄大な立山を拝める。上の方は山の色が異なっていて、あの辺りが植生限界だろうか。
黒部平から先は立山ロープウェイ🚠
12時20分発のロープウェイが発車して、みるみる小さくなっていく。すごいトコ通ってる😲
そして山の中腹に設けられたロープウェイの終着駅がまたすごいトコにある😲
こちらは黒部峡谷。立山連峰と後立山連峰を隔てる 、まさにTHE V字峡谷。
黒部川源流とその支流に棲息するイワナを妄想してしまう。源流イワナ狙いに行きたいけど、それには過酷な登山が待ち受けてるとか😓
黒部平を堪能し、12時40分発のロープウェイ待ち。高所恐怖症だけど、ここが最も楽しみ。ポールポジション狙いで一番乗り。
5分前に改札開始。狙い通り最も眺望が良さそうな最後部席をゲット。
こちらのロープウェイは座席が少なく立ち客の方が多いけど、窓が大きので立ちでも見晴らしは良さそう。
定刻12時40分、満員御礼で黒部平を発車🈵
お〜なんだか早くも眺めがすごい😆
どんどん登っていき、黒部ダムを望む絶景が現れる。空を飛んでるかのような感覚🦅
高所恐怖症でも
・完全に囲われてる
・何らかの形で地面と繋がってる
この2つの条件が揃うと恐怖を感じない(自分の場合)。高所恐怖症でも空を飛ぶ感覚を味わえる最高の乗り物かも🚡
息を呑む絶景。雪崩被害防止の為、途中に支柱が1本も無いワンスパンロープウェイ。2,000m級の山々の中に浮いてるよう。
「間もなくロープウェイ同士すれ違います」のアナウンスに続き、下りロープウェイとすれ違い。バスもそうだったけど、このすれ違いが一大イベント🕺
約7分で先ほど黒部平から見えた山の中腹駅、大観峰(だいかんぼう)に到着。好天もあって想像以上の絶景だった。雪と紅葉が絡むとまた凄そう。
さっそく展望台へ。標高2,316m。ロープウェイで一気に500m近く上がってきたから、ちょっと寒さを感じる。足元には雪🥶
ロープウェイから見えるのと同じだけど、改めてすごい景色。
後立山連峰にかかる雲が下に見える。条件が揃うと雲海が見れるかも☁
先ほど乗ってきたロープウェイが折り返し発車。
雪に閉ざされる冬も常駐して保守を行ってくれてるという立山ロープウェイ。こうして天空の絶景を安心して見れるのも安全運行のおかげ👷♂️
アルペンルート当初の構想ではこの区間は道路とされていながら、やはりこの急峻な地形による雪崩や落石を懸念してワンスパンロープウェイ方式が採用されたとのこと。
そしてこの大観峰が断崖絶壁上で唯一の安全な場所として駅舎が建てられたという。
黒部平から見れば信じられないような場所に駅があるのがわかるけど、ここしか無かったということで、アルペンルート実現へ向けた先人達の知恵と執念がここでも見て取れる。
天空の絶景を堪能し、次はラストランが迫るトロリーバスで室堂へ➡️